タイヤの買取について

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車買取で余っているタイヤなどは一緒に買い取ってもらえる?査定への影響など

車を買取に出す際に、車に装着させているタイヤとは別にスタッドレスタイヤなどがある場合、一緒に買取してもらえると片付けの手間も省けてユーザーとしては有難いです。

しかし、査定額への影響など気になる点もありますので、事前に買取の際の余っているタイヤの取り扱いについてご紹介します。

余っているタイヤは一緒に買い取ってもらえる

告知しない

結論から言いますと、余っているタイヤは査定時にその事を伝える事で、車と一緒に買い取ってくれます。

これは車を中古車として買取に出す場合であっても、廃車として買取に出す場合であっても共通して言えることです。

ただし、この辺りは残念ながら「確実に買い取ってくれる」とは断言ができない項目となります。

というのも、買取店によっては一緒に買い取るというよりも、車に積んでくれれば一緒に引き上げますよといったスタンスで対応されることも少なからずあるのが事実です。

もちろんこれが悪いという訳ではなく、その買取業者が取り決めているルールですので単純にそういうルールの業者だというだけです。

Masa
Masa
なので、タイヤが対象外だから悪という訳ではありません。

とは言え、替えのタイヤも無料で貰えてものではなく、お金を払って購入したものですので可能な限り買い取ってもらった方が、ユーザーとしては当然嬉しいです。

なので、もし車を買取に出そうとしている場合は、査定時もしくは申込時に余っているタイヤをつけるとプラス査定になるのかを確認しておくべきでしょう。

 

査定額への影響は?

査定額

次に査定額への影響について、どのくらいの金額が動くのか、また査定の際に見られるタイヤのポイントなどもご紹介します。

もちろん、ここでご紹介するのは多少なりとも余っているタイヤに対して買取値をつけてくれる買取業者に査定した場合に限ります。

査定額への影響は極小

車の買取の際に、一緒に余っているタイヤをつけた場合の査定額への影響は、残念ながらほとんどの場合はかなり少ない金額になります。

中古車買取の場合

特に中古車買取に出す場合に関しては、買取を行なった業者が中古パーツの販売も行っている業者であればまだマシですが、その車を業者間のオークションに出す方法をとっている場合は、タイヤを一緒に出品することは基本的にあり得ませんので、別で対応が必要になります。

そうなればその対応のための時間や手間がかかりますので、自然とプラスされる査定額は小さくなってしまうのです。

廃車買取の場合

余ったタイヤの査定額についてですが、廃車買取に車と一緒に買取に出す場合も基本的には査定額への影響は極小ですが、稀に業者によっては意外と値が付く事があります。

というのも、廃車買取の利益は車としての機能ではなく、車本体の鉄資源であったり各パーツの再販による利益がメインとなっていますので、その中に中古タイヤの再販ルートも持っている業者の場合は意外と良い値段で査定してもらえる可能性もあるのです。

もちろん、全ての廃車買取業者に共通するという訳ではありませんので、廃車として車の買取を検討されている場合は事前に余っているタイヤを付ける場合と付けない場合との査定額の違いについても具体的な数字で出してもらうと良いでしょう。

タイヤでチェックされるポイント

そんな査定額にプラスされる可能性がある余ったタイヤではありますが、余っているタイヤであれば何でも良いという訳ではありません。

基本的には査定時に確認される以下のような要因次第で、査定額が付かなかったり逆に上がったりすることもあるのです。

タイヤのチェックポイント

  • 溝はあるか(タイヤの摩耗度)
  • スタッドレスの場合は何年製造か(ゴムの劣化度)
  • スタッドレスの場合は季節も重要

タイヤの寿命は、どれだけ溝が残っているかで決まります。なので、余っているタイヤの溝がほとんど残っていない場合は中古タイヤとしての価値も無くなりますので、査定額にプラスされることは少なくなります。

もし、余っているタイヤがスタッドレスタイヤの場合は、寿命が溝だけではなく製造年月日からどれだけ経過しているかで見られます。基本的に3〜4年が寿命と言われていますいので、製造から2年以上経過しているスタッドレスタイヤの場合は望み薄になります。

また、スタッドレスタイヤの場合は時期も重要で秋〜冬にかけて買取に出す場合は、上記のポイントをクリアしていれば査定額UPに繋がる可能性が高まります。これは仮に買い取っても、季節的に需要が高まる時期であるため在庫として残りにくい事が関係しています。反対に春〜夏頃だと冬になるまで確実に在庫として所持しておく必要が出てしまうため査定額の増額には繋がりにくくなります。

 

余っているタイヤのお得な処分方法

おすすめの方法

車の買取の際に余っているタイヤも一緒に買い取ってもらえる可能性は、前述でご紹介のとおり確かにあります。

しかし、基本的に車と一緒に査定に出す方法はオススメできない方法なのです。

余っているタイヤの売却は中古タイヤ買取へ

「買取額の総額」だけで考えると、やはりどこまで行っても車の買取業者のメイン事業は「車」自体の買取にありますので望みは薄いです。

そのため買い取った車を無駄なく処理して利益を出すことに集中している業者がほとんどです。

そういった業者の場合、確かにタイヤの買取もしてもらえるでしょうが、業者側で利益を最大限にする販路や方法を確立できていないケースが多いので、自然と査定額も低くなってしまいます。

その点、中古タイヤの買取をメインとする業者であれば、買い取ったタイヤを専門に取り扱う業者ですので、車買取業者と比較すると利益を最大限にする販路や方法を熟知している分、査定額も高い数字を望めます。

車の乗り換えを検討の場合

もし、今回の車の買取が乗り換えの場合は、余っているタイヤの売却は少し待った方が良い場合もあります。

待った方が良いケースとしては、次に購入を検討している車も同じタイヤを付ける事が出来る車だった場合は、余っているタイヤは手放さずにいざという時のために取っておくという選択肢もアリです。

当たり前のことですが、余っているタイヤであっても売る時よりも買う時の方が金額が高くなりますので、どうせ後から購入する可能性があるのであれば、そのまま余っているタイヤをキープした方が節約になるでしょう。

Masa
Masa
これがスタッドレスなら尚更ですね。

もちろん、余っているタイヤがボロボロで既にタイヤとしての寿命が尽きそうだという場合は、そのまま車の買取と一緒に出してしまった方が、タイヤの処理の手間も考えれば査定額には期待できませんが楽に処分ができるというメリットになります。

 

まとめ

車を買取に出すときに余っているタイヤを一緒に買い取ってもらうことは可能です!

が、全ての買取業者で余っているタイヤの買い取りが可能という訳ではありませんし、査定額が大きくUPするという事はありません。

もし、最終的な買取額の合計で考えるのであれば、車は車買取に、そしてタイヤは中古タイヤ買取に出す方法が手間は掛かる分、買取額の合計が一番高くなる方法となります。

もちろん、これはタイヤが中古タイヤとしての価値が残っている事が条件となりますので、タイヤの状況に合わせて最適な手段で手放す方法を選択しましょう。

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