車で事故を起こしてしまった場合、警察による実況見分を行ったのちに事故車をどうするか考えなければなりません。
この時に事前に事故車に関する知識があれば取れる選択肢もありますが、知らなければ時間も迫られているので警察や業者の言いなりになるしか選択肢がなくなってしまいます。
そこで、今回は事故車を最もお得に処分する方法をご紹介いたします。
お急ぎの方へ
車の処分をせかされている方は、ひとまずカーネクスト
に依頼しておけば少なくとも損することはありません。
ここの買取の特徴はレッカー車の手配が必要な場合でも手数料はかからず、車のメーカーや車種によっては事故車でもパーツとしての価値で買取できるので、とにかく最速で買取＆引き取りして欲しい場合はオススメです。
※査定前に車検証と事故車の前後左右の写真撮影をしておくと、買取もスムーズに行われます。
車で事故した時の流れ
車で事故を起こした場合、実際に経験がある方であればご存知の通り決まった流れで作業が行われます。
しかし、その流れも事故後の車の状態や事故の状況によって多少の差がありますので、事故を起こしてしまった直後の方のために簡単に流れをご紹介します。
まずは怪我の確認
とにもかくにも、まずは怪我の有無を確認しましょう。
自分の怪我はもちろんですが、単独事故ではなく相手を巻き込んだもしくは巻き込まれた事故の場合は、相手の怪我の確認も必要になります。
警察や救急に電話
怪我の確認の後、救急車の手配が必要であれば最優先で119番に電話しましょう。
もし、擦り傷程度であれば時間差で意識を失う可能性もありますので、相手の様子をこまめに確認しつつ警察に電話して事故を起こしたor巻き込まれた旨を伝えて、現場に来てもらいましょう。
保険会社に電話
警察が到着するまでの間に、相手の人命救助などの作業が必要ない場合は時間ができますので、このタイミングで保険会社に電話して状況を説明しておきましょう。
後から保険会社に電話すると、1から状況説明の必要ができますので結構手間です。
それに保険会社にあらかじめ事故のことを伝えておけば、その後必要になる手続きや書類、タクシーなどが必要になる場合は領収書を保管しておくなどアドバイスをもらえますので、意外とこのタイミングでの保険会社への電話は重要です。
実況見分に立ち会い
警察が到着したら、事情聴取と実況見分が同時に行われます。
当然、このタイミングで免許証の確認も行われますので、もろもろ警察の指示に従いましょう。
この後は状況次第
この後は、車の状態や事故の大きさ次第で流れが異なります。
- 怪我人もおらず車も自走可能な状態であれば、そのまま車に乗って帰宅が可能
- 怪我人はいないが車が自走不可であれば、車は警察任せで自分はタクシーなどで帰宅
- 相手ないし自分が重症の場合は、病院もしくは警察に移送される事になり車は警察任せ
事故車のNG処分方法
上記が実際に事故を起こしてしまった場合の流れとなります。
その後に、事故を起こした車をどうするか考えて行動を起こす必要があります。が、先にその際にNGとなる非推奨の処分方法についてご紹介します。
その方法は、警察や提携している業者に丸投げしてしまう方法です。
もちろん、その業者がかなり良心的で一番お得になる様な提案をしてくれる業者の可能性もありますが、1円でも費用がかかる提案をされている場合は後述する方法で車を処分した方がお得になります。
場合によってはその際の手数料なども加わり、かなりの出費になる可能性もありますので、余裕があればその辺りの費用なども事前に確認して後から紹介する方法と比較する方が良いでしょう。
オススメしたい事故車の処分方法
それでは個人的に事故を起こしてしまった車の処分方法の中でも、オススメしたい方法をご紹介します。
が、この方法は車の状態によっても多少異なりますので、それぞれのパターンでご紹介します。
自走可能な事故車の場合
まず、車で事故を起こしてしまったが、自走が可能な状態の車の場合について。
この場合は、警察の許可が出ていることからも公道を走る分には問題ない、すなわち車としての機能が損なわれていない事故車に該当します。
そのため、「廃車」として売ってしまうのは非常に勿体無いです。
この様なまだまだ走れる事故車の場合は、事故車として処分してしまうのではなく、凹みや傷などの部分を修理に出してそのまま乗り続けることが一番お得な方法となります。
もちろん、この事故がきっかけで「もう車に乗りたくない！」という状態になってしまっている場合は、自走可能な車でも売ってしまった方が良いですが、今後も車は乗り続けるという場合には買い換えるよりも修理に出した方が確実にお得です。
なので、自走可能な事故車の場合は処分や売却はせずに、修理に出して乗り続けましょう！
自走不可能な車の場合
続いては事故の影響で自走ができない状態になってしまった事故車の場合について。
この場合は、自走ができないということから、車の移動にはレッカー車の手配が必要になります。
事故現場から警察の事故車保管置き場までは警察手配のレッカー車で移動できますが、保管所にいつまでも車を置きっ放しにはできませんので、レッカーでの引き取りもできる廃車買取業者に依頼する方法が一番お得です。
レッカー車の手配が無料で全国対応が可能な廃車買取業者としては、カーネクストや廃車本舗
が該当します。
どちらも24時間対応のメールフォームが設置されていますので、査定→価格提示→立ち会い不要の引取りの流れで事故車の回収と買取を同時にしてもらいましょう。
なお、査定の際には事故で早めの回収が必要なことも伝えておくと、手続き前に先に回収を行なってくれる場合もありますので、忘れず伝えておきましょう。
車検証と事故車の前後左右の写真撮影をしておくと、
その後の買取もスムーズに行われます。
水没や燃えた車について
事故車は事故車でも、事故のはずみで水没してしまったり炎上してしまった車に関しては少し特殊です。
まず水没車の場合もカーネクストであればレッカー車などの手配を無料で行ってもらえますが、海や川から引き上げられている状態になっている必要があります。加えて、水没した場合は基本的に買取価格は付かず、単に無料で回収・処分されるだけになります。
次に燃えてしまった車についても、こちらも同じくカーネクストであれば鉄資源として回収はしてくれますが、水没車と同じく基本的に無料引き取りになります。ただ、激しく燃えすぎてレッカー車にすら乗せられない場合は引き取りNGになるケースもあるので、最悪の場合は費用がかかる警察や提携している業者にお任せする以外に選択肢がないケースもあります。
まとめ
以上が、事故車を一番お得に処分する方法のご紹介となります。
私もスノボー帰りのスリップや脇見運転で事故を起こしてしまった経験が何回かありますが、精神的にかなり辛い状態になっていると思います。
しかし、そこで適当に車を処分してしまうと後々、大きな後悔に繋がる事になりますので、そこは気合を入れて出来る限り損失が少ないお得な方法で車を処分する様にしましょう！
もちろん、少しの修理で車を直せる場合は保険適用もありますので、十分に検討する価値はあります。
いずれにしても、事故車の状態次第でオススメの処分方法も異なりますので、そこの判断さえ間違わなければご紹介の方法でお得な処分が可能となりますので、気をしっかり持って対応しましょう^^