中古車の買取

車買取を一括査定に出すデメリットとは?人によるが9割の人にとって不快に?

車の買取を検討してGoogleなどで調べていると、多くの方が「車の一括査定」というサービスを目にすると思います。

実際、このサービス自体はメリットがあるのですが、その反面かなり大きなデメリットが存在します。

そのデメリットが原因で後悔してしまう方がかなり多いので、今回は車買取の一括査定に潜むデメリットについてご紹介します。

車買取の一括査定とは

そもそも車買取の一括査定について詳しく知らないという方もいると思います。

それこそ、たまたま検索して一括査定に行き着いた方もいると思いますので、概要や一括査定で得られるメリットなどについてご紹介します。

サービス概要

まずは、車買取の領域における一括査定について紹介します。

紹介すると言っても、この文字列を見れば大方予想はできると思いますが、その名の通り車の査定を複数社に対して一回の申し込みで行うことができるサービスです。

一般的には、複数の買取業者に査定をしてもらうとなると、業者ごとに毎回査定の申し込みを行う必要があります。

しかも車の査定申込は名前や住所、電話番号だけではなく車の車種や型式、走行距離や修復歴、傷や凹みにカラーなどなど、非常に多くの情報を入力する必要がありますが、これらの入力を一回だけに抑えることができます。

ちなみに、車買取の一括査定のサービスは一つだけではなく複数のサービスが存在しますので、検索して見つけられないという事は基本的にありません。

一括査定のメリット

一括査定がどのようなサービスか把握できた時点で、「普通の査定ではなく一括査定を行うメリットは何なのか」と気になる方も出てくると思います。

タイトルに「デメリット」と記載はしていますが、一応一括査定にもメリット自体は存在しますので、先にその部分をご紹介いたします。

一括査定のメリット

  • 入力の手間を削減できる
  • より高い査定ができる業者を見つけられる
  • 価格競争を起こさせれる

前述でもご紹介の通り、一括査定を利用すれば大量の入力項目を各業者の申し込みフォームに入力するという煩雑な手間を削減できる点にあります。

そして、車の買取業者はそれぞれ得意な車種などが存在しますので、同じ車であっても業者によって査定額が大きく変動する場合があります。そのため一括査定で複数の業者に査定に出す事で売りに出す車をより高値で買い取ってくれる業者を見つける事ができます。

同じく価格面に関してもう一つメリットがあります。それは複数の業者に査定を行うことで起こる価格競争により、最終的な査定額が高くなっていくという点です。買取業者は買い取った車を再販することによる差額が利益になりますので、そもそも売れる車がないと商売になりません。そのため出来るだけ車を買い取っていかなければいけない事から、他社に取られないために買取額を上げる傾向にあり、それはそのまま売り手のメリットに繋がります。

Masa
Masa
改めて見ると、ホント良くできたサービスですよね^^

 

車買取一括査定のデメリット

この様に車買取の一括査定には手間の削減だけではなく査定額にもメリットをもたらしてくれる優秀なサービスですが、その大きなメリットの反面として大きなデメリットが存在しているのです。

そのデメリットは「電話ラッシュ」です。

各社から一斉に電話がかかってくる

一括査定のデメリットは、何と言っても電話地獄にあります。

一括査定はご紹介の通り入力・申し込みした情報を提携している買取業者に一斉に送信するサービスです。そのため、その情報を受け取った業者が他社に車の購入権利を他社に取られないために我先にと電話でアポを取ってきます。

これが2社3社であればデメリットに感じませんが、一括査定サービス次第では20社近くもの業者から電話がかかってきますので、2〜3日は電話がしょっちゅう鳴っているという状況になります。

電話対応しないとメリットを得られない

ここで再確認ですが、一括査定のメリットには複数社に査定額を競争させることによる値上がりにあります。

つまりは、複数社に査定をしてもらう事がメリットを得られる条件となっていますので、各社に査定額を出してもらう必要があります。査定額を提示させるには電話に対応して査定の機会を設ける必要がありますので、この電話地獄に対応する手間と時間の確保が必要になります。

Masa
Masa
間違っても平日の仕事の合間に一括査定の申し込みをされない様に注意しましょう!

この地獄を潜り抜けて初めて一括査定のメリットを享受できますので、最終的に査定額は高くなるでしょうが余程の暇人でもない限りは電話対応だけでもかなり疲弊してしまうのです。

Masa
Masa
私も昔一括査定を申し込みましたが、
本当に地獄でした(汗)

買取確定後も電話は続く

実際に一括査定の経験がある方であれば分かると思いますが、申し込み後に初めにコンタクトが取れた3社ほどで比較して、査定額が確定。そして売却契約に進んだとしてもそれは電話地獄から抜け出せたことにはなりません。

何故なら売却契約に進んでいる現状を知っているのは、売主と契約進行中の業者だけであって他の業者はまだ売却先が決まっていない状態だと考えているためです。

なので、仮に売却までスムーズに完了したとしても、一括査定に申し込んだ情報を受け取った他の業者全てに対して「車の買取が完了しました」と電話で伝えるまで一括査定のデメリットである電話ラッシュは継続してしまうのです。

Masa
Masa
申し込み1週間後にかかってきた事もありましたね^^;

 

一括査定のデメリットを回避する方法

手続き

では、車買取の一括査定で発生するこの様なデメリットを回避する方法はないのかと、解決策を探される方も出てくると思います。

これに関しては、具体的にいくつかの解決策がありますので、安心していただければと思います。

一括査定を使わずに自分で複数社に査定

一つ目の解決策は、一括査定のサービスを利用せずに自分で目ぼしい買取業者に査定申込を行って、どこに売りに出すか比較・検討するという方法です。

この場合、複数回の査定申込フォーム入力という手間が発生してしまいますが、電話などのコンタクトが必要な業者の数は自分の匙加減一つでコントロールする事が可能となります。

なので、多少の電話対応は必要になりますが、何十社と電話対応が強いられるという悲惨な状況を回避しつつ、しっかりと査定額を上げられるメリットは得られる解決策の一つとなります。

 

まとめ

以上が、車買取で一括査定を申し込んだ際に発生するデメリットと、その解決策のご紹介となります。

実際にこのデメリットを経験した者として言える事は、本当に鬼電ラッシュはトラウマになる位に最悪な状況でしたので、これから一括査定で車の売却を検討されている方は気を付けられることを強くオススメしたいです。

一応、その解決策として2つほど提示しましたが、個人的には自分で複数社に申し込みするのは面倒な作業であることには変わりないので、一括査定だけど電話ラッシュがないMOTAを利用されると良いでしょう。

-中古車の買取
-