「車を売るなら、少しでも高く売りたい」と思うのはごく自然なことです。
実は、車の買取相場は“時期”によって大きく変動します。
同じ車でも、売る月が違うだけで査定額に10万円以上差がつくこともあります。
この記事では、決算期・季節・イベント別に「車が最も高く売れる時期」をわかりやすく解説します。
さらに、売るべきではない“避けるべき時期”や、高値を引き出す一括査定の使い方も紹介します。
車が高く売れる“3大タイミング”とは?
車の買取相場は、実は1年中一定ではありません。
業者が「在庫を増やしたい時期」「仕入れを控える時期」が明確にあり、これが相場を左右します。
特に高値がつきやすいのは以下の3つのタイミングです。
- ① 決算期(3月・9月):買取強化のピーク
- ② 季節の変わり目(春・秋):買い替え・新生活需要が急増
- ③ ボーナス・大型連休前(6月・12月):購入意欲が高まり相場上昇
それぞれの理由と特徴を詳しく見ていきましょう。
決算期(3月・9月)はなぜ高く売れる?

早速ですが、もっとも車が高く売れる時期は3月と9月です。
この2つは「決算期」にあたり、買取業者・販売店が売上を伸ばしたい時期です。
3月:年間最大の買取ラッシュ
3月はディーラーや中古車販売店の年度末決算です。
在庫を増やし販売台数を伸ばすため、買取価格を上げてでも車を仕入れうようとします。
3月が高く売れる理由
- 自動車税(4月課税)前に売りたい人が増える
- 新生活や転勤、引っ越しによる需要が高まる
- 業者が仕入れ競争を起こすため査定額が上がる
実際、2月〜3月に査定を受けた車の平均買取価格は、他月より5〜15%高い傾向があります。
実際に私が働いていた時も、
この記事は残業地獄で大変でした(汗)
🔹 9月:中間決算期の「第2ピーク」
9月も、メーカーや販売店の中間決算が集中する時期です。
実は 車は毎年恒例の様に夏の売上が落ち込みますので、それをカバーするためも9月は再び仕入れが活発になります。
特にトヨタ・日産・ホンダなど大手系列の中古車店は、8〜9月に買取強化キャンペーンを実施することが多く、3月に次ぐ高値月として注目されています。
2〜3月と比較してマシとはいえ、
この時期もバタバタしていましたね・・・
3月・9月は売り時の二大チャンス。
特に3月前半〜中旬に動くと、最も競争が起きやすくなります。
季節別の査定額の想定価格

決算期以外にも、季節ごとに需要が変動します。
中古車相場は前述でもご紹介の通り「春・秋」に上がり、反対に「夏・冬」に落ちる傾向があります。
春(2〜4月):新生活・引っ越しシーズンで需要増
春は「進学」「就職」「転勤」など、新生活が始まる時期です。
特に2月〜3月は購入需要が一気に高まるため、業者も高値をつけやすくなります。
この時期のポイント
- 3月前半に売却できると最も有利
- 軽自動車・コンパクトカーの需要が特に高い
- 車検・自動車税の更新前に売ると費用も節約できる
夏(6〜8月):買取相場がやや落ち着く
夏場は中古車市場がやや落ち着き、相場も下がり気味になります。
というのも、 猛暑の中に展示されている車の試乗は地獄以外の何ものでもないので自然と来店客が減り、業者も在庫過多にならないよう仕入れを控える傾向があります。
服を着た状態で
複数のサウナ室に入る様なものですからねw
ただし、6月のボーナス前後は一時的に上昇することもありますので、春秋のタイミングを逃してしまったという方に関してはこのタイミングを狙うのも賢い選択です。
秋(9〜11月):第2の需要期
秋は、決算明け後の在庫補充やレジャー需要が高まり、相場が回復します。
特にこの季節はSUV・ミニバンなど、アウトドア向け車種は高値がつきやすい傾向にあります。
この時期に先を見越して、
雪山にも乗れる車を購入される層もいますからね。
なので、そういった車種の売却を検討されている方は、この時期に査定に出すことが推奨されます。
冬(12〜1月):買い替えが少なく相場下落
冬は全体的に需要が落ち着く傾向があります。
ただし、12月のボーナス時期には一時的に上がることもあります。
これは、1月以降は新年の「初売りセール」準備で仕入れが再開されるため、 12月中旬〜1月初旬も夏ほど査定額が悪くはありません。
とはいえ、春や秋ほど査定額が上がるというレベルではありませんので、このタイミングで急いで手放さなければいけない理由でもない限りは、少し待って春に売却すべきです。
最悪、査定だけするという手もありますしね^^
イベント・ボーナス期・新モデル発表も狙い目

続いての高額査定の狙い目としては、イベントやボーナス期の少し前が良いです。
それぞれの理由を見ていきましょう。
ボーナスシーズン(6月・12月)
一般的にボーナス支給が行われる時期は、車の購入意欲が高まります。
この商機を逃さぬためにも販売店が事前に在庫を増やしたがるため、5月下旬〜6月初旬・11月下旬〜12月初旬は高値が付きやすくなります。
それでも春先ほど高値になることは少ないですけどね(汗)
新モデル発表前後
車種のモデルチェンジ発表の前後では、旧モデルの購入が難しくなるため高額査定に繋がる可能性があります。
注意点として、これはあくまでも「可能性」に留まります。
というのも、新モデルの評判が悪く旧モデルに根強い人気がある場合はかなりの高額査定額を提示されやすくなりますが、反対に人気のない旧モデルだったり、新モデルで人気が上がったりした場合は旧モデルの価値は相対的に下がってしまいますので、それに比例して査定額も下がる傾向にあります。
なので、モデルチェンジが噂されている車種ににっている場合は、現在のモデルの人気の有無を判断基準とし、売却の是非を検討しましょう。
祝日・連休シーズン
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などは来店客が増えるため、 販売店が事前に仕入れを強化する傾向があります。
ただし、このタイミングに関しては販売店がどれだけ在庫を用意できているか次第となりますので、お店や車の需要によってこの記事の査定額は大きく左右されます。
運要素が大きいので、基本スルーで大丈夫でしょう。
しかし、ニュースなどで部品不足や製造工場ストップなど
明らかに車の供給が追いついていない場合は査定に出すのはアリです!
まとめ
以上が、決算期・季節・イベント別に車が高く売れる時期の情報となります。
簡単にまとめますと、以下の順番で買取額がアップする可能性が高い順番となります。
- 3月:年度末決算で買取ラッシュ
- 9月:中間決算で再び相場上昇
- 6月・12月:ボーナスシーズンで需要アップ
逆に、真夏(7〜8月)や年明け直後(1月中旬〜2月初旬)は相場が落ち着く傾向にあります。
この波を知っておくだけで、同じ車でも10万円以上の差が生まれることも。
売る時期を見極め、正しい方法で査定を受けることが「損をしない車売却」の一番の近道です。
