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中古車の買取

車の買取はどこがおすすめ?元買取業者の目線で解説

「車を売りたいけれど、どの買取業者を選べばいいのか分からない…」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。車の買取業者は数多く存在し、それぞれ特徴や強みが異なります。査定額やサービス内容を比較しないまま売却してしまうと、本来もっと高く売れるはずだった車の価値を見逃してしまうかもしれません。

本記事では、元買取業者の視点から、おすすめの買取業者や選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。大手業者からネット買取サービス、地域密着型業者まで、どのような特徴があり、どのような人に向いているのかを分かりやすく紹介します。

車買取の基本的な情報

車の買取に関しては、事前にその仕組みなどを把握しておくことで、高額買取に繋げられたり適正価格を見極められるといったメリットをより享受することができるようになります。

そこで、まずは買取に関する基本的な情報についてご紹介します。

車の買取の仕組み

車買取の仕組みは至ってシンプルです。基本的には業者がユーザーから車を買い取り、それを再販して利益を得るビジネスモデルに基づいています。一般的に、買取業者は以下の流れで業務を行います。

業者目線での買取の流れ

  1. 査定
  2. 交渉(買取額の提示)
  3. 契約(車の買取)
  4. 再販

ここで言う再販についてですが、整備後に中古車市場での販売を行うだけではなく、業者だけが参加できる専用のオークションで販売を行ったり、海外に輸出、鉄資源やパーツとしての再販など様々な再販経路が存在します。

この再販経路が高額査定の肝となります^^

車の買取業者の種類

次に、車の買取業者にはいくつかの種類が存在するということも把握しておく必要があります。大きな分類としては以下の3つに分類することができます。

買取業者の種類

  • 大手業者(ガリバーなど)
  • 地域密着型業者(個人経営など)
  • ネット買取サービス(カーネクストなど)

なお、それぞれに一長一短がありますので、詳細については後述にてご紹介いたします。

なお、上記には含まれない例外的な業者として「ディーラー」も存在します。基本的にディーラーでは車の購入先として利用されることが多いですが、車の買い替えの際についでとして古い車を売却することもできます。
ただ、当然ですがメイン事業は販売の方ですので、車の乗り換えの手間を省くこと以外のメリットは期待できない選択肢となります。

車を買取に出す業者探しのポイント

車を買取に出す際、何も考えずにおすすめされる業者に売りに出すと、思った以上に査定額が高くならないというケースがあります。

これは、業者探しのポイントを間違えている可能性が考えられます。

車の状態でおすすめの買取業者は異なる

一口に車の買取と言っても、車の状態によって推奨される買取業者は異なってきます。

如実に査定額に差が出る例としては、中古車として価値がある車なのか、それとも中古車としての価値がなくなってしまい廃車になる車なのかです。

前者の場合は、当然オークションや店舗での再販に回されますので、中古車の再販に強い買取業者に売ることで高値が付きやすくなります。廃車の場合であれば、鉄資源やパーツ単体での販売ルートを持っている業者に売ることでより高値にすることが出来ます。

他にも外車だったり、ハイエースや軽トラなど業者系なども差が出やすいです。

業者の信頼性を確認

最近は減ってきていますが、悪徳業者が広告などで集客して安く買いたたくという事例もあります。

「そんなの断ったら良いのでは?」と思われるでしょうが、こういった業者は査定行為自体に費用が掛かるような仕組みで、その場で売らなければ逆に出張手数料など正規の業者では考えられない費用を請求されることがあり、断りにくい状況にしてきます。

なので、実際に業者を探す際にはしっかりと口コミを確認して、その業者がまっとうに営業している業者かどうか事前に見極める必要があります。

広告だけでしか見たことがない業者は、特に注意ですね!

複数の業者を比較

車の買取業者の利益は、買取額と再販額の差額にあります。

そのため、企業を継続するためには正規の買取業者であっても出来る限り安く買い取りたいと交渉を行ってきます。

この行為自体、特に悪いことではありませんが、売る側としてはやはり高値にして欲しいと思うところです。

そこで有利になるのが、複数の業者に査定に出して査定額を競わせるという方法です。この方法であれば、こちらに交渉術がなかったとしても高値にせざるを得ない状況を作ることが出来ます。

実際に私もこの方法で初めの査定額から+7万円にすることに成功しました^^

元買取業者がすすめる業者ランキング

手続き

それでは、ここからは元買取業者がオススメする業者ランキングをご紹介いたします。

中古車の買取ランキング

まずは、中古車としての価値が残っている車を買取に出す際のオススメ買取業者をご紹介します。

1位:カーネクスト

カーネクストは私も実際に事故車のミニクーパーの買取に利用した事がある買取業者で、査定額も他社より高い水準であること、査定の依頼から買取額の提示までが超早いというメリットがあります。

カーネクストの魅力は他にもあり、中古車の買い取りだけではなく廃車の買取も専門で行っている買取業者であるため、中古車として売るべきか廃車として売るべきか判断が難しい車でも、その時の市場に合わせて最適な金額を提示してくれます。

まぁ、私の場合は完全に廃車でしたがw

そして、海外への販路も持っていますので、かなり稀ではありますが相場よりも異常に高い金額で買い取ってもらえる可能性を秘めている業者となっています。

中古車買取のカーネクスト

2位:ガリバー

ガリバーはCMや広告でも頻繁に見かける中古車買い取りの代表格で、私自身も日産NOTEを中古車として買取してもらった経験があります。

ガリバーのメリットは、やはり中古車買い取りの最大手という事もありますので、安心感が段違いです。

それに実際に査定の依頼から査定に来るまでのやり取りも非常にスムーズで、適正価格&安心安全な取引を求める方にはオススメできる買取業者となります。

ネットで簡単査定!ガリバー

3位:ユーカーパック

ユーカーパックは聞いたことがないという方もいるかも知れませんが、中古車の買い取り業者としてはかなり優秀な業者です。

というのも、この業者は一括査定型のサービスでありながら、一括査定のデメリットである各業者のやり取りをユーカーパック側で代わりに行ってくれるというサービスを提供しています。

そのため、一括査定のメリットを1社だけの査定と同じ感覚で利用できるため、新しい買取形式を体験することができます。

ユーカーパックもWeb上で査定依頼ができ、更に申し込みの過程でそのタイミングでの買取相場を確認することもできるため、実はこの1社だけのやり取りで良いのではないかと思える業者となっています。

一回で高額査定が見つかるユーカーパック

この買取サービス、割と今後伸びそうですよね。

廃車の買取ランキング

続いては、廃車の買取にオススメの業者をご紹介します。

1位:カーネクスト

さっきと同じに見えますが、カーネクストは廃車の買取においても優秀な業者です。

前述でも記載の通り、事故で大破したミニクーパーで自走も出来ない状態でしたが、手数料無料でレッカー車の手配もしてもらえて心底感謝している買取業者です。

私の場合、事故車の中でもかなり派手に壊れた状態でしたので、正直パーツ単位での再販はできず鉄資源としての買取になったのでしょうが、たまたまその時期の鉄の相場が高かったためか、それでも思った以上の金額になって喜んだのは覚えています。

実際の金額を記載出来れば良かったんですが、還付金も一緒に返してもらえたので金額覚えてないです(汗)

どんな車も高価買取!廃車買取のカーネクスト

2位:廃車王

廃車王は、全国対応の廃車専門業者で、事故車や動かない車も引き取ってくれる古参の買取業者です。

この業者も引き取り費用や手続きが無料で、WEBやLINEから査定の依頼ができます。廃車買取歴が長いこともあり、車両の解体やリサイクルパーツの販売ルートを持っていることから、価値がある部分を高く評価してくれ査定額に反映してくれます。

悪い口コミも無くは無いですが、普通に良い評価も多い業者ですのでオススメできる買取業者と言えます。

廃車買取の廃車王

3位:ハイシャル

ハイシャルもそこそこ歴の長い廃車買取の専門業者で、走行不能な車や事故車も買い取ってもらえます。

こちらもWeb査定をはじめ、LINE査定ができるだけでなく、なんと最短で査定申し込みの当日に車の引き取りが可能というフットワークの軽さが売りとなっています。

口コミも比較的評価が高いので、初めて利用する人でも安心して利用できます。

廃車買取はハイシャル

査定額・利益を最大限高める方法

中古車であれ廃車であれ、実際に買取に出す場合には必ず査定が必要になります。

その査定の結果で買取額が左右されますので、これを最大限高める方法についてもご紹介しておきましょう。

ただし、Web査定と現地査定とで異なる部分もありますので、この2パターンに分けて紹介します。

WEB査定の場合

Web査定の場合は、基本的には車の情報を如何に正しく、漏れなく伝えるかが重要になります。

特に、カスタマイズしている車の場合は、純正のパーツが残っているかどうかでもかなり査定額に影響しますので、備考欄や補足情報に必ず記載を行いましょう。

また、傷等がある場合は正直に伝えはしますが、傷の程度によっては業者側で傷なしと判断されるレベルのものもありますので、該当箇所の写真も添付する、もしくは写真付きで「これは傷に該当しますか?」と事前に相談しておきましょう。

現地査定の場合

現地査定の場合は、Web査定では判断できない部分まで確認されます。

具体的にはエアコン稼働時の匂いやボディの汚れ、エンジンをかけた際の異音の有無などかなり細かなところまでチェックされます。

しかし、それは反対に評価を上げることが出来るポイントでもありますので、査定が行われる日までに清掃や匂い消しなど少額の費用だけで改善できるポイントに関しては対策しておくことが推奨されます。

また、Web査定と同様に純正パーツやスタッドレスタイヤの有無なども査定額に影響を与えますので、説明書などの書類とともに当日までに揃えておきましょう。

まとめ

車を高く売るためには、まず査定に出す車が中古車として売れるのか、それとも車としての価値は残っておらず廃車として売るべきかを見極める必要があります。

一部、カーネクストのような中古車にも廃車にも精通している業者もありますが、ここの選択を間違えるだけでもかなりの金額差が発生します。

また、査定前に如何に価値ある車なのかを証明するためにも、Web査定であれば正確な情報と純正パーツの有無についての申告を、現地査定であればチェックされるであろうポイントについて事前に講じるようにしましょう。

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